
近江守山ライオンズクラブの第63代会長を務めさせていただきます竹中弘と申します。諸先輩方が長きにわたって築き上げてこられた伝統と格式を継承し、時代に即したクラブ運営を行っていきたいと思っております。
近年、少子高齢化や核家族化の進行やデジタル化やオンライン化の進化とともに、価値観やライフスタイルの多様化が更に進み、 私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。孤立やひきこもり、貧困や虐待、犯罪の低年齢化といった問題は、地域のつながりが希薄になってきている現代においては、周囲の無関心化を伴ってより深刻化しています。また新型コロナウイルス感染症は、人と人との関わり方を根本的に変え、人との繋がりの希薄化に拍車をかけました。さらに多発する自然災害は、厳しさを伴って、思いやりの心で支え合って生きることの大切さを私たちに示しました。
多様性を認め尊重する。周囲の人に目を配り、社会や地域のために自分ができることを考え行動する。そんな思いやりと支え合いで心ひとつになって行動すれば、社会や地域はきっと豊かで明るいものになるはずです。このような思いから、本年度の会長スローガンを「思いやりと支え合いで心ひとつにWe Serve」として、小さなことからこつこつと平和で豊かな明るい健全な社会と地域の実現のために奉仕活動に携わってまいりたいと思います。
最後になりましたが、本年度も相変わらぬ皆様のご支援並びにご協力を賜りますようお願い申し上げます。
近江守山ライオンズクラブ 第63代会長 竹中 弘